ロード・トゥ・パーディション(2002年)
アメリカのミステリー作家であるマックス・アラン・コリンズ作のグラフィックノベルならびにそれを原作とした2002年公開のアメリカ合衆国の映画です。
大恐慌時代のシカゴを舞台に、マフィアの世界の掟と、父と息子の絆を描いた人間ドラマです。
基本情報
・公開年:2002年
・製作国:アメリカ
・原題:Road to Perdition
・配給:20世紀フォックス
・上映時間:1時間59分(119分)
・映論区分:なし
・時代設定:1931年のイリノイ州ロックアイランド
みどころ
【みどころ①】マイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)の復讐
【みどころ②】ジュード・ロウの殺し屋としての演技
スタッフ
監督:サム・メンデス
キャスト
トム・ハンクス
<主な出演作品>
「メイフィールドの怪人たち」(1989年)
「めぐり逢えたら」(1993年)
「フィラデルフィア」(1993年)
「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994年)
「アポロ13」(1995年)
「プライベート・ライアン」(1998年)
「グリーンマイル」(1999年)
「キャスト・アウェイ」(2000年)
「ロード・トゥ・パーディション」(2002年)
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(2002年)
「ターミナル」(2004年)
「ダ・ヴィンチ・コード」(2006年)
「天使と悪魔」(2009年)
「ハドソン川の奇跡」(2016年)
「インフェルノ」(2016年)
タイラー・ホークリン
ポール・ニューマン
<主な出演作品>
「ハスラー」(1961年)
「タワーリング・インフェルノ 」(1974年)
「ハスラー2 」(1986年)
「ロード・トゥ・パーディション」(2002年)
ジュード・ロウ
<主な出演作品>
「リプリー」(1999年)
「スターリングラード」(2000年)
「A.I.」(2001年)
「ロード・トゥ・パーディション」(2002年)
「コールド マウンテン 」(2003年)
「シャーロック・ホームズ」(2009年)
「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」(2011年)
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」(2018年)
ダニエル・クレイグ
<主な出演作品>
「トゥームレイダー」(2001年)
「ロード・トゥ・パーディション」(2002年)
「007 カジノ・ロワイヤル」(2006年)
「ライラの冒険 黄金の羅針盤」(2007年)
「007 慰めの報酬」(2008年)
「ドラゴン・タトゥーの女」(2011年)
「007 スカイフォール」(2012年)
「007 スペクター」(2015年)
受賞歴
第75回アカデミー賞(2003年)
・撮影賞
あらすじ ※ネタバレあり
イリノイ州で、妻と2人の息子と暮らすマイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)は、良き夫・良き父でありながらマフィアの殺し屋という裏の顔も持っていた。
マフィアのボスであるジョン・ルーニー(ポール・ニューマン)は、サリヴァン一家を自分の家族のように溺愛していた。
その一方で実の息子であるコナーに対しては冷ややかで、コナー(ダニエル・クレイグ)はそれを苦々しく思っていた。
ある日、組織の幹部会で父から激しく自分のミスを攻められたコナーは、父への恐れと、そんな父に自分以上に溺愛されているサリヴァン一家への嫉妬と憎悪の念を抱くようになり、サリヴァンの妻と次男を殺害する。
それを知ったサリヴァンは生き残った長男と共にコナーへの復讐を決意する。
実の息子とサリヴァン父子との間に板挟みになったジョンは実の息子を選び、サリヴァンのもとに一流の殺し屋であるマグワイア(ジュード・ロウ)を派遣する。
マグワイアの度重なる襲撃から逃れたサリヴァン父子は、かつて自分たちを愛してくれたジョンと、妻子の敵であるコナーを射殺する。
心身ともに憔悴(しょうすい)しきったサリヴァンは息子と共に海辺の小さな家で一時の休息を過ごす。しかし突然サリヴァンの体を一発の銃弾が打ち抜いた。後ろを振り返るとマグワイアがいた。
瀕死の状態でマグワイアを射殺したサリヴァンは、泣きつづける息子の腕の中で息を引き取るのであった。
感想
私はこの映画が非常に好きです。好き過ぎて当時はDVDも買いました。
先に、トム・ハンクスの他の作品をいくつか見てから、この映画を見るとマフィアの殺し屋を演じているトム・ハンクスが別人に思えます(それがプロの役者なんですけど。。。)。
優しそうなトム・ハンクスが演じるヒットマンも迫力があって好きです。
また、ジュード・ロウが演じる殺し屋マグワイヤのサイコっぷりが良かったです。
あと、007でジェームズ・ボンド役を演じているダニエル・クレイグがマフィアのボスの息子を演じているのですが、言葉悪いですが、そのくそっぷりがジェームズ・ボンド演じた同じ人とは思えません。
それぞれの役者にプロの演技を感じた作品でした。
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ハドソン川の奇跡(2016年)
評価
3.7点/5点満点