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SOL561(火星日数561日)のサバイバル!リドリー・スコット監督作品、SF映画「オデッセイ」(2015年)

オデッセイ(2015年) 

オデッセイ(字幕版)

アンディ・ウィアーの小説「火星の人」(2011年出版)をもとに作られた、2015年のアメリカ合衆国のSF映画です。

 

監督は、「エイリアン」(1979年)、「グラディエーター」(2000年)を監督したリドリー・スコット、主演は、「インターステラー」(2014年)でマン博士を演じたマット・デイモンが務めています。

 

この映画は、火星への有人探査の話ですが、2019年7月末現在で火星への有人探査は未だ行われていません。

 

 

基本情報

・制作年:2015年
・製作国:アメリカ
・原題:The Martian
・配給:20世紀フォックス映画
・上映時間:2時間22分(142分)
・映論区分:G(年齢にかかわらずだれでも閲覧できる)
・時代設定:2035年

 

みどころ

【みどころ①】火星からの脱出&救出シーン

 

スタッフ

監督:リドリー・スコット

<主な監督作品>
エイリアン(1979年)
ブレードランナー(1982年)
ブラック・レイン(1989年)
グラディエーター(2000年)
ハンニバル(2001年)
ブラックホーク・ダウン(2001年)
プロメテウス(2012年)
エイリアン: コヴェナント(2017年)

 

キャスト

・マット・デイモン

<主な出演作品>
「ジェイソン・ボーン」(2016年)
「インターステラー」(2014年)
「ディパーテッド」(2006年)
「ボーン・スプレマシー」(2004年)
「オーシャンズ12」(2004年)
「プライベート・ライアン」(1998年)
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(1997年)


・ジェシカ・チャステイン

<主な出演作品>
「インターステラー」(2014年)
「ゼロ・ダーク・サーティ」(2012年)

 

・クリステン・ウィグ
・マイケル・ペーニャ
・ショーン・ビーン

<主な出演作品>
「ナショナル・トレジャー」(2004年)
「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(2003年)
「ロード・オブ・ザ・リング」(2001年)

 

・ケイト・マーラ
・セバスチャン・スタン
・アクセル・ヘニー
・キウェテル・イジョフォー

 

受賞歴

第73回ゴールデングローブ賞(2016年)
・最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)
・最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル)(マット・デイモン)

 

製作

2014年5月に、20世紀FOXはマット・デイモンが主演を務めるという条件で、リドリー・スコット監督にオファーを出しています。
火星の映像は、ヨルダンのワディ・ラムで撮影されています。

 

あらすじ ※ネタバレ注意

宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)は火星へのアレス3の探査計画にクルーとして参加する。

 

火星での探査中、大砂嵐に襲われたワトニーらクルーは、全ミッションを放棄して火星からの退避しようとロケットへ戻るが、その途中に折れたアンテナがワトニーに直撃し遠くへ飛ばされる。

 

指揮官で船長でもあるメリッサ・ルイス(ジェシカ・チャステイン)とクルーたちは生命維持装置の損傷状態から計算した結果、ワトニーが死んだと判断し、ヘルメス号に乗って出発してしまう。しかし、ワトニーは怪我による血液が体に刺さった部品とスーツの間で固まり、酸素の流出を免れ奇跡的に生存する。

 

ワトニーは、火星に一人取り残されてしまったことを知り、残されたわずかな食糧、物資を使って生き延びようとする。

しかし、地球から救助隊がすぐに来る見込みはなく、ワトニーは植物学者としての知識を活かし、前ミッションから残されていた資材を材料に水、空気、電気を確保する。

 

さらに物資の中にあった「感謝祭まで開けるな」と書かれた箱の中から生のジャガイモを発見し、火星の土とクルーの排泄物をもとにジャガイモを育てるための土を用意し、ジャガイモの栽培に成功する。

 

次のミッションのアレス4が到着するまで4年間あり、それまで生きのびよう試行錯誤する。その頃、地球上のNASAではローバー2が動いている事やソーラーパネルが清掃されていることで、死亡したと思われていたワトニーの生存が判明する。


ワトニーは過去に火星に送り込まれていた無人探査機マーズ・パスファインダーを見つけ、その通信機能を回復させる。NASAは、彼のローバーでの動きからマーズ・パスファインダーを掘り出す事を察知して、地球でも保管されていたマーズ・パスファインダーのレプリカを使って短い通信を可能にする。


その後、ローバーのシステムに機能を追加する事で複雑な会話の通信が可能になる。

地球では、ワトニーのために追加の食料などを送るため、輸送ロケットを打ち上げるが点検不足のため失敗してしまう。
NASAで追加のロケット準備ができなくなった時、中国から助けが提供され、中国のロケットで追加食糧なを地球上の軌道に乗せることに成功する。

 

NASA長官テディ・サンダースは地球帰還中のアレス3のクルーたちを安全に帰還させる選択肢を選ぶが、その意図はフライトディレクターのミッチ・ヘンダーソン(ショーン・ビーン)によって、クルーたちに漏らされる。

 

それを知ったヘルメス号のクルーたちは、全員一致の意見で救助に向かうことを決意し、地球上の軌道で中国ロケットからの追加食料などを受け取り火星へ戻る。

 

ワトニーは、ヘルメス号が火星上の軌道に乗る日に合わせて、アレス4用にすでに送り込まれていたMAV(Mars Ascent Vehicle)に乗り込む。

 

MAVはヘルメス号からの遠隔操作によって打ち上げられるが、軽量化による空気抵抗が原因かヘルメス号から大きく離れる。

 

ヘルメス号のクルーたちはワトニーと共にこの距離を縮めるべく工夫を凝らし、宇宙空間を漂っていたワトニーの確保に成功する。その後、ヘルメス号は地球へ帰路を向ける。

 

地球へ帰還したワトニーは宇宙飛行士の訓練生の前で火星で一人残された経験談を語る。 

 

感想

内容のほとんどが、マーク・ワトニー(マット・デイモン)一人の火星でのサバイバルで、火星では他の人間、生物も全く出てこないので途中から飽きてきました。
しかし、サバイバル生活の途中で火星にある古い機材を活用して地球との交信ができたときは少し感動がありました。

 

また、最後のシーンでマーク・ワトニーが火星から脱出するシーンでは、その解体したロケットで火星から本当に脱出できるの?と若干突っ込みたくなりましたが手に汗握りました。そのあと、メリッサ・ルイス船長(ジェシカ・チャステイン)に救助されたときは、かなりの感動がありました。

 

火星の映像は、少し地球のどこかに似ている感はありますが、よくできていると思います。乗り物、機材も細かく、きっちりと作られています。

 

全体としては、悪くありませんがストーリーが薄味に感じ、少し物足りませんでした。

 

この映画がよかった人へのおススメ映画

・インターステラー(2014年)

 

その他情報

火星について

・地球との距離:約7500万km

燃料のことを考えずにスペースシャトル(秒速約7.9km(時速約2万8000km))で向かうとすると、約2679時間=約112日で4か月くらいはかかります。

・直径:6779km(地球の約2分の1)

・表面積:地球の約4分の1(また、地球の陸地面積とほぼ等しい)

・平均気温:マイナス43度

・平均表面温度:マイナス63度

・最高気温:20度

・最低気温:マイナス140度

・大気成分:二酸化炭素95%、窒素3%、アルゴン1.6%、その他0.4%(酸素、水蒸気等)

・重力:地球の3分の1

・火星の1日:<1火星太陽日、1sol>24時間39分35.244秒

 

NASAは、2018年11月に25年以内に火星の有人探査が可能との見解を発表していますが、この映画の時代設定が2035年ですので、映画と同時期に有人探査を実現するのは難しいかもしれません。

 

でも映画を見ながら、有人探査が成功した時にどんな感じで発表されるのだろう、生物はいるのか等、想像するのも夢があります。(25年後、私は70歳を超えていますが(笑))

 

評価

3.8点/5点満点

 

 

オデッセイ(字幕版)

オデッセイ(字幕版)