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実写版、北斗の拳!?アクション映画「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年)

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年)

マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)

2015年公開のオーストラリアとアメリカの合作映画です。

 

荒廃した近未来を舞台に妻子を殺された男マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」(1979年)のシリーズ第4作目にあたります。

 1985年の「マッドマックス サンダードーム」以来30年ぶりの新作となり、監督・脚本は過去3作同様にジョージ・ミラーが担当しています。過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに「ダークナイト ライジング」「インセプション」に出演したトム・ハーディが演じています。

 

 

基本情報 

・制作年:2015年
・製作国:アメリカ、オーストラリア
・原題:Mad Max: Fury Road
・配給:ワーナー・ブラザーズ映画
・上映時間:2時間0分(120分)
・映論区分:R15+(15歳以上(15歳未満は閲覧禁止))
・時代設定:荒廃した近未来

 

みどころ

【みどころ①】CGなしの走行中の戦闘シーン
【みどころ②】他では見られない改造を施された車

マックスの車は、1974年式XBフォード・ファルコン・クーペ、イモータン・ジョーの車は2台重ねの1959年式キャデラック・ドゥビルV8エンジン車が2台使われています。

 

 

【みどころ③】細部にまでこだわった衣装 

 

スタッフ

監督:ジョージ・ミラー

<主な監督作品>
マッドマックス(1979年)
マッドマックス2(1981年)
トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年
マッドマックス/サンダードーム(1985年)
ベイブ/都会へ行く(1998年)

 

キャスト

・トム・ハーディ

<主な出演作品>
「インセプション」(2010年)
「ダークナイト ライジング」(2012年)
「レヴェナント: 蘇えりし者」(2015年)
「ダンケルク」(2017年)
「ヴェノム」(2018年)

 

・シャーリーズ・セロン

<主な出演作品>
「プロメテウス」(2012年)
「スノーホワイト」(2012年)
「ハンコック」(2008年)
「モンスター」(2003年)

 

・ニコラス・ホルト

<主な出演作品>
「X-MEN: アポカリプス」(2016年)
「X-MEN: フューチャー&パスト」(2014年)
「 ジャックと天空の巨人 」(2013年)

 

・ヒュー・キース・バーン

<主な出演作品>
「マッドマックス」(1979年)

 

受賞歴

第88回アカデミー賞(2016年)
・衣装デザイン賞(ジェニー・ビーバン)
・美術賞
・メイクアップ&ヘアスタイリング賞
・編集賞(マーガレット・シクセル )
・音響編集賞
・録音賞

 

ここでは、代表的な賞しか取り上げませんが

そのほか様々な映画賞を受賞しています。

 

製作

乗り物の デザイン設計は、ミラー監督も関わり、2001~2003年の約2年の歳月をかけています。

 

映画の製作期間ですが、「イラク戦争による世界情勢の不安、メル・ギブソンの出演中止、主役予定ヒース・レジャーの訃報 、撮影地の環境変化」等により、完成まで2003年~2012年頃の約9年かかっています。

 

あらすじ ※ネタバレ注意

核戦争後、生活環境が汚染され、石油や水が尽きかけ生存者達はそれら資源と物資を武力で奪い合い、世界は壊滅状態にあった。

 

砂漠化し荒廃した荒野で、元警官マックス(トム・ハーディ)は、過去に家族の命を救えず幻覚と幻聴に悩まされ、本能だけで生きながらえ

愛車のV8インターセプターで駆(か)けていた。

 

マックスは、荒野をさまよう中、資源を独占し、恐怖と暴力で民衆を支配するイモータン・ジョーの軍団に捕われ、インターセプターを奪われた上に身体を拘束され、環境汚染から病気を患う住人に供血利用される。

 

ある日、ジョーの部隊を統率し右腕でもあるフュリオサ・ジョ・バッサ大隊長(シャーリーズ・セロン)は、ジョー一族が受胎出産させるための5人の妻「スプレンディド、トースト、ケイパブル、ダグ、フラジール」の身柄を秘密裏にウォー・リグ(タンカートレーラー)に搭乗させ、フュリオサの出生地である「緑の地」にかくまう逃亡計画を実行に移す。

 

部下の裏切り行為と、妻たちと、その胎内の我が子を奪われたと知ったジョーは、配下の戦闘集団ウォーボーイズを引き連れ、人食い男爵と武器将軍を援軍に後を追う。

 

マックスは、ウォーボーイのニュークスの常備用「血液袋」として、追尾車両に鎖で繋がれ5人の妻を追う争いに巻き込まれる。

 

追跡の最中に砂嵐に遭遇し、追走車両がウォー・リグの追突によって大破、手足の拘束を解くことができたマックスは、フュリオサ達を制圧する。

 

一人でウォー・リグに乗り込むが、フュリオサ仕様に様々な改造が施されていたため、結局は同乗する事になる。

 

また、ジョーの直々の命令でウォー・リグに乗り込んだものの失敗した上に、ジョーのお気に入りの妻が死亡してしまったことで戻れなくなったニュークスも、5人の妻の一人であるケイパブルに導かれて一行に加わることとなる。

 

一昼夜をかけて走破した場所で、フュリオサのかつての仲間である鉄馬の女たちに出会うが、

土壌汚染の進行で既に目的の地「緑の地」は失われている事を知り、フュリオサは激しく泣き崩れる。

 

それでもなお、5人の妻と鉄馬の女たちと共に、荒廃した地へとあてのない旅に向かおうとするフュリオサに対しマックスは、ジョーさえ除けば生きて行ける可能性の高いジョーの砦シタデルに戻るように説得する。

 

マックスの提案に同意し、主(あるじ)不在の砦に向かって激走するフュリオサ一行を、ジョーたちが発見し軍勢は追撃をかける。

 

フュリオサは深手を負ったままジョーと直接対峙し、ジョーを倒す事に成功する。

 

そしてニュークスの捨て身の戦法で渓谷の門の突破に成功、ジョーの配下達も排除される。

 

フュリオサは危篤状態になるが、マックスはできる限りの救命措置を施し、告げることを拒んでいた己の名前を明かす。

 

一行は砦に戻り、ジョーの圧政から解放されたことで、フュリオサは群衆に歓迎される。

 

人々の流れに逆らい、砦から去ろうとするマックスを見つけ、目を合わせたフュリオサは、無言の笑みをもって彼を見送る。

 

感想 

漫画「北斗の拳」を見た人はわかると思いますがその世界観にかなり近いです。でも勘違いしてはいけません。マッドマックスが先に公開されていますので、漫画「北斗の拳」が影響を受けています。

 

今回の作品は、マックスの愛車であるV8インターセプターの活躍が無かったのが非常に残念です。過去作品「マッドマックス」(1979年)では、スーパーチャージャースイッチを押して加速し、敵を倒すシーンは見ていて爽快でしたが、今回はカーチェイスや車上での戦闘はありますが、愛車V8インターセプターが活躍するシーンはありません。

 

また、戦闘中にスピーカーがたくさん搭載された車の上で火吹きギターを弾く男が出てくるのですが、これがなかなかいかしてます。真っ赤な衣装を着ていて、その目立った風貌と車で一度見ると忘れられません。戦さのときに士気を高める役割、昔の日本で言うとホラ貝を吹く人や、太鼓をたたく人と同じ役割を果たしていると思います。

 

ストーリーは少し弱いですが、そこを考慮しても素晴らしい映画だと思います。この映画はクール且つアート感のある唯一無二の作品だと思います。

 

その他情報 

ミラー監督は、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の続編となるシリーズ第5作「Mad Max:The Wasteland(原題)」を製作する気で、マックス役のトム・ハーディとフュリオサ役のシャーリーズ・セロンがカムバックすると言っていましたが、配給会社のワーナー・ブラザースからはGOサインが出ないようです。

 

噂では、2017年11月、ジョージ監督とワーナーが「怒りのデス・ロード」の製作費をめぐって対立したことが原因ではないかと言われています。

確かに制作に9年もかかっていて、撮影場所を環境の変化(荒野が大雨で緑化)のため、オーストラリアからアフリカに変更しましたので余分な費用が掛かっていると思います。

 

この映画がよかった人へのおススメ映画

 トム・ハーディの作品なら
・レヴェナント:蘇えりし者(2015年)
・ダークナイト ライジング(2012年)

 

評価 

4.0点/5点満点