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ネイビーシールズ史上最大の悲劇を描いた戦争映画「ローン・サバイバー」(2013年)

 ローン・サバイバー(2013年)

ローン・サバイバー(字幕版)

2013年制作のアメリカ合衆国の映画です。

 

アメリカの精鋭特殊部隊ネイビー・シールズによるアフガニスタンにおけるターリバーン指導者暗殺作戦中に起きた、ネイビー・シールズ史上最大の悲劇といわれるレッド・ウィング作戦を、実際に作戦に参加し、唯一生還した元隊員マーカス・ラトレルの手記「アフガン、たった一人の生還」をもと映画化した作品です。

 

舞台はアフガニスタンですが、撮影はアメリカのニューメキシコ州で行なわれているそうです。しかし、見ていて撮影場所がアメリカと感じさせない仕上がりでした。

  

基本情報

・制作年:2013年
・製作国:アメリカ
・原題:Lone Survivor
・配給:東宝東和、ポニーキャニオン
・上映時間:2時間1分(121分)
・映論区分:PG12(12歳未満の年少者の閲覧には、親又は保護者の助言・指導が必要
・時代設定:2005年6月のアフガニスタン山岳地帯

 

みどころ

【みどころ①】山岳地帯でのターリバーンとの戦闘
【みどころ②】マイケル・マーフィー大尉の命をかけた本部への救援連絡

【みどころ③】シールズ隊員が崖から転げ落ちるシーン

 

スタッフ

監督:ピーター・バーグ

<主な作品>
ハンコック(2008年)
バトルシップ(2012年)

 

キャスト

・マーク・ウォールバーグ

<主な出演作品>
「PLANET OF THE APES/猿の惑星」(2001年)
「ディパーテッド」(2006年)
「ザ・ファイター」(2010年)
「テッド」(2012年)
「トランスフォーマー/ロストエイジ」(2014年)
「テッド2」(2015年)
「バーニング・オーシャン」(2016年)
「パトリオット・デイ」(2016年)
「トランスフォーマー/最後の騎士王」(2017年)


・テイラー・キッチュ
・エミール・ハーシュ
・ベン・フォスター
・エリック・バナ

 

受賞歴

なし

 

いくつかの賞は受賞していますが、アカデミー賞、ゴールデングルーブ賞は受賞していません。

 

あらすじ ※ネタバレ注意

2005年6月、アフガニスタンの山岳地帯。


現地の武装集団を率いるターリバーン幹部アフマド・シャーの排除・殺害を目的としたアメリカ軍のレッド・ウィング作戦のため、アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズのマイケル・マーフィー大尉ら4名の兵士はヘリコプターからロープで険しい山岳地帯に降り立つ。


彼ら偵察チームの任務は現地を偵察して無線連絡、味方の攻撃チームを誘導し、可能であれば目標を殺害することだった。

 

しかし徒歩で目標地点に到達した彼らは、思いがけず山中で山羊飼いの3名(老人、青年、子供)の現地人と接触してしまう。

 

拘束した3名をどう処置するか、電波状態が悪く前線基地との連絡が取れない中、止むを得ず彼らは作戦を中止し、ターリバーンとの交戦を覚悟の上で3名の現地人を解放し、基地との作戦中止の連絡をするため電波状態の良さそうな山頂を目指す。

 

解放した現地人3人のうちの青年1人があわてて山を下りる。

 

それから1時間とたたないうちに彼らは山中で100名を超えるターリバーン兵に囲まれ、交戦状態に陥る。

 

精鋭部隊であるシールズの4名はライフルを手に徹底的に戦うが数に勝りライフルや機関銃、RPGで武装するターリバーン側の猛烈な攻撃の前に次々と被弾、負傷し、時には仲間を背負って逃げ、時には崖から転がり落ちるように飛び降りて、後退に後退を重ねることを余儀なくされる。

 

この交戦でマイケル大尉ら偵察チームの3名が死亡。マイケル大尉は死ぬ直前に衛星電話で救援を要請することに成功し、味方のシールの救援部隊がチヌークヘリで現地に到着するも、別地域で作戦を行っている部隊の救援に護衛のアパッチヘリが出動してしまっており、護衛抜きで単機ホバリングしていたエリック少佐が乗ったチヌークヘリはターリバーン側のRPGで撃墜されてしまう。

 

深手を負い、たった一人生き残ったマーカス・ラトレル一等兵曹は、現地人の親子に救われ、彼らの村に匿(かくま)われる。

 

後を追って来たターリバーンはラトレルを処刑しようとするが、村人らは数世紀にわたり守られてきた部族の掟である「パシュトゥーンワーリ」に従ってラトレルを守ることを決め、ターリバーンを追い返す。

 

救援を求めるため、一人の村人がラトレルが書いた地図を手にアメリカ軍基地へ徒歩で向かう間、村は多数のターリバーン兵士からの猛烈な攻撃に晒(さら)される。村の中で混戦が繰り広げる中、ようやくアメリカ軍の救援部隊が攻撃ヘリなどを伴い到着する。

 

村は多数の死傷者が出たが、ラトレルを助けた親子は助かり、シールズのたった一人の生き残りラトレルはヘリで基地に搬送され、緊急手術の結果ようやく一命を取り留め助かったのだった。

 

感想

ネイビーシールズ隊員4名と100名を超えるターリバーン兵との山岳地帯での戦闘がメインで、その中で、隊員達の仲間との絆、同胞愛を描いた映画です。

 

レッドウィング作戦という一つの作戦について描いていますので派手な戦闘シーンは少なめですが、実話をリアルに描いた見応えのある見ていて力の入る作品です。

 

実際に生還したマーカス・ラトレル氏いわく、実話を忠実に再現しているそうですが、よくこの状況で生き残ったと思います。普通の人間ならあれだけの崖から飛び降りて戦闘を続けることは不可能だと思います。シールズの訓練は、見せかけではないことを実感しました。

 

この映画がよかった人へのおススメ映画

・アメリカン・スナイパー(2014年)
・ゼロ・ダーク・サーティ(2012年)

 

評価

3.9点/5点満点