ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション(2015年)
2015年公開のアメリカ合衆国のアクション映画です。
本作は「ミッション:インポッシブル」シリーズの第5作目にあたり、トム・クルーズ扮するイーサン・ハントが活躍するスパイアクション映画です。
映画のサブタイトルで使われている「ローグ・ネイション」とは、「無法国家、ならず者国家」という意味で、映画内ではテロ組織「シンジケート」を指しています。
基本情報
・公開年:2015年
・製作国:アメリカ
・原題:Mission: Impossible - Rogue Nation
・配給:パラマウント映画
・上映時間:2時間11分(131分)
・映論区分:G(年齢にかかわらずだれでも閲覧できる)
・時代設定:現代
みどころ
【みどころ①】高速道路や山道でのバイクチェイス
【みどころ②】酸素ボンベ無しでの水中シーン
【みどころ③】時速400km以上に加速する軍用機A400の機体ドアにしがみつくシーン
【みどころ④】オペラ座でのオーストリア首相暗殺阻止
スタッフ
監督:クリストファー・マッカリー
<主な作品>
アウトロー (2012年)
ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年)
キャスト
トム・クルーズ
<主な出演作品>
「トップガン」(1986)
「レインマン」(1988)
「7月4日に生まれて」(1989)
「ア・フュー・グッドメン」(1992)
「ザ・ファーム 法律事務所」(1993)
「ミッション:インポッシブル」シリーズ
・「ミッション:インポッシブル」(1996)
・「M:I-2」(2000)
・「M:I:III」(2006)
・「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011)
・「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(2018)
「ザ・エージェント」(1996)
「マグノリア」(1999)
「マイノリティ・リポート」(2002)
「ラストサムライ」(2003)
「コラテラル」(2004)
「宇宙戦争」(2005)
「ナイト&デイ」(2010)
「オブリビオン」(2013年)
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014)
ジェレミー・レナー
<主な出演作品>
「S.W.A.T.」(2003)
「ハート・ロッカー」(2008)
サイモン・ペッグ
<主な出演作品>
「ショーン・オブ・ザ・デッド」(2004)
「ミッション:インポッシブル」シリーズ
・「M:I:III」(2006)
・「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011)
・「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(2015)
・「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(2018)
「ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」(2007)し
「宇宙人ポール」(2011)
「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(2013)
「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」(2013)
「スター・トレック BEYOND」(2016)
「レディ・プレイヤー1」(2018)
レベッカ・ファーガソン
<主な出演作品>
「ミッション:インポッシブル」シリーズ
・「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(2015)
・「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(2018)
「グレイテスト・ショーマン」(2017)
「メン・イン・ブラック:インターナショナル」(2019)
「ドクター・スリープ」(2019)
ヴィング・レイムス
<主な出演作品>
「ミッション:インポッシブル」シリーズ
・「ミッション:インポッシブル」(1996)
・「M:I-2」(2000)
・「M:I:III」(2006)
・「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011)
・「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(2015)
・「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」(2018)
「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2004)
「ピラニア3D」(2010)
ショーン・ハリス
アレック・ボールドウィン
受賞歴
なし
いくつかの賞を受賞していますが、アカデミー賞、ゴールデングルーブ賞は受賞していません。
あらすじ ※ネタバレ注意
IMF(Impossible Mission Force、不可能作戦部隊)のベテランエージェントであるイーサン・ハントは、謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていた。
そんなある日、イーサンは指令を受けるためにIMFのロンドン支部であるレコード店を訪れ、店員に特定のレコードについて会話することで本人確認を行い、視聴室で指令を聞くがそれはシンジゲートが仕掛けたワナだった。
シンジケートに拘束されたイーサンは拷問を受けるが、シンジケートの構成員である謎の美女イルサによって命を救われ脱出する。
一方その頃、違法行為すら辞さないIMFの捜査方針を問題視していたCIA長官アラン・ハンリーの提案により、IMFは解体されCIAに吸収される。
CIAは、シンジケートをIMFが自らの存在意義を作るために創った実体のない組織だとみなしており、シンジケートの極秘調査を名目に呼びもどそうとするが、それに応じないIMFエージェントであるイーサンを反逆者として国際手配する。
それから6か月後、IMFの元メンバーはアランの監視を受けながら、それぞれCIA職員として任務をこなしていた。
イーサンは変わらずCIAの捜索をかわしながら単独でシンジケートの調査を続け、ついに彼らが死亡や行方不明にしたことになっている各国のスパイ達を集めて出来たならずもの国家(ローグ・ネイション)であることを突きとめる。
しかし、独りでは彼らの陰謀を阻止することはできず、仲間のベンジーに協力を依頼する。
イーサンはベンジーと共にシンジケートの作戦を食い止めようと動きまわるが、そこでイルサとの再会を果たす。
イルサの正体をシンジケートに潜入中のイギリス諜報員だと見破ったイーサンだったが、敵の作戦を阻止することはできず、オーストリア首相の暗殺を許してしまうのだった。
イーサンは、イルサからシンジケートのボスであるソロモン・レーンの極秘情報が入力されたデータファイルが、モロッコの発電所の地下にある極秘施設に眠っていることを知らされる。
イーサンは、それを敵よりも早く入手するため、水中データ菅理庫の認証データをすり替えてベンジーを無事潜入させるための裏工作をするという危険なミッションへ挑み、見事成功させる。
だが、その直後にイルサが裏切り、データ入りのUSBメモリが強奪される。
ブラントとルーサーもイーサンらに合流しデータのコピーからそれが「レッドボックス」という、イギリス首相にしか暗号を解除できない極秘データであることを掴む。しかし、その極秘データは解読できないためシンジケートの存在証明には繋がらなかった。
一方、イルサは上司であるアトリーMI6局長にデータを渡し潜入任務の完了と復職を願うも却下される。イルサはレーンの下に戻るが、アトリーはデータを密かに消去しており、レーンの怒りを買ってイルサは窮地に立たされる。
データ消去前にイーサンが記憶した頭の中の情報を餌にレーンを捕まえるためイルサに接触するイーサンらだったが、逆にレーンにベンジーが捕まってしまう。
レーンはベンジーを人質に解読したデータを寄越すようイーサンに要求する。イーサンらはベンジーの救出とレーンの逮捕のため、無謀なイギリス首相の拉致計画を実行する。
ブラントの密告でアランも参入する中、イーサンは首相の身柄を拘束することに成功し、シンジケートの正体がMI6の極秘作戦がきっかけに実在することをアランに証明した上で、データの解読に成功する。
データの正体はMI6がシンジケート計画用に用意した莫大な秘密資金の口座番号であった。
ベンジーとデータの交換場所でレーンは、ベンジーに爆弾を付けた上にイルサを使ってイーサンを牽制するように有利に交渉する。
しかし、イーサンはデータの情報を記憶した上で破棄しており、自分が死ねば情報が手に入らなくなると逆に脅す。
レーンは爆弾を解除すると、イルサを殺害してイーサンを確保するよう部下達に命令するが、2人は見事なコンビネーションで返り討ちにし、逃走する。レーンは自らの手で決着を付けるべく、単身でイーサンの前に現われ、イーサンを工事中の建物の中へと追い込む。
だが、これはイーサンの罠であり、レーンは防弾ガラスの檻によって捕まってしまい、イーサンはロンドン支部での屈辱を晴らす。
後日、イーサンらIMFの働きを認めたアランは、IMFの解体提案は実はシンジケート捜査のためであったと政府に嘘をつき、政府にIMFの再建を願い出て認められブラントから空いていた後任のIMF長官として迎え入れられる。
感想
これぞエンターテイメントといった作品でシンプルに楽しめる映画だと思います。
今までは、アメリカのテレビドラマ「スパイ大作戦」のリメイクで子供だましのスパイ映画だとなめていましたが、人に勧められ渋々見ましたが、ハラハラドキドキの連続でなかなか良かったです。他の作品も見たくなりました。
とにかくトムクルーズがかっこいいです。映画内では身体能力が高く、頭脳も優れており、リアルスーパーマンといった感じです。
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評価
4.0点/5点満点